有刺鉄線 飛び越えて
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感じるのはお尻にコンクリート、背中にフェンスの感触。
見えるのは街の風景と、雲ひとつ無い広い空。
聞こえるのは私がハミングする名前も知らない歌。
屋上へのドアに鍵が掛かっていないと知ったのはいつ頃だっただろうか。
大抵の学校は危険だからという理由で屋上へは行けないようになっている。
だから、うちの学校も当然行けないものだろうと思ってた。
でもいつだったか、どうしても授業に出るのが嫌で嫌で仕方なくて、でも家に帰ることは出来ない日があって。
階段を上って上って一番上まで行った所なら誰にも見つからないだろうと思って。
息を殺すようにして階段の一番上に潜んでいると、屋上へのドアが目に付いた。
まさか開くはずはないだろうと思いながらもそっとドアノブを廻すと、金属の錆びた音がして呆気なくドアは開いた。
「あ、開いちゃうんだ・・・」
ぼそりとひとりごちながら屋上に出ると、そこには広すぎる、青すぎる澄み切った空があった。
私は一瞬にして屋上を気に入ってしまい、何かにつけては屋上へと足を運んだ。
でも何度屋上に行っても、誰にも出くわすことは無かった。
だからここは、私の居場所。
「あーあっ」
諦めの溜め息を声付きで吐き出したような声を発しながら大きく伸びをする。
私が屋上に足繁く通っていたのは、癒されたかったから、元気になりたかったから。
だけど、今日は違った。
死んじゃおうかな、と思って。
別に何があったわけじゃない。
というより、何も無いから死んでしまおうかと思ったわけで。
朝起きて、学校に行って、家に帰って、食事して、寝て。
朝起きて、学校に行って、家に帰って、食事して、寝て。
朝起きて、学校に行って、家に帰って、食事して、寝て。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる。
毎日毎日、毎日毎日毎日毎日おんなじことの繰り返し。
まるで傷がついたCDのように同じことをリピート、リピート、リピート。
気が狂いそう。もうたくさん。私はもう、やってられないよ。
友達がいないわけじゃない。
おはよー、なんて毎朝挨拶して。
昨日のドラマ見た?とか今月の雑誌買った?とかそんなことばっかり話して。
よくわからないことで馬鹿みたいに笑ったり騒いだりして。
ミサキのこういうところが好きだよ、なんてわかったようなことを言うくせに結局自分のことしか考えてない。
私のことなんて何もわかっていないうわべだけのオトモダチなら何人かいる。
別にわかって欲しいなんて思わないけど。
わかってないんだから、わかる、なんて簡単に口にして欲しくないといつも腹が立った。
そばにいてくれるなら、誰でもよかったんだ。
あの子は友達がいないんだ、と冷たい目で見られなくて、後ろ指を指されない程度に一緒にいられる人がいれば。
家族もみんな普通の人。
普通の会社員と、普通の専業主婦と、普通のお姉さん。
お父さんが浮気していたり、お母さんが私に暴言を吐いたり、お姉さんが不良になっていたりはしない。
ごくごく普通の、ありふれた家庭。
何も嫌いじゃない。
愛おしく思える瞬間だってたまにある。
だけど、特別好きってわけでもなくて。
あってもなくてもかわらないもの。
あったら時々煩わしくなってしまうもの。
きっと、私もみんなにとってそういうものなんだと思う。
何でもいい。どっちでもいい。なんとなく。
そんな言葉ばかり口にしているうちに、何もかも私にとって透明になっていった。
そしてきっと、私自身も。
体を預けていたフェンスから離れて立ち上がると、フェンスは情けないほど小さな音を立てて軋んだ。
私は屋上のフェンスの、外側にいる。
今は授業中。
幸い体育の授業をやっているクラスは無い。
もし窓の外を凝視している生徒がいて、落下していく私を偶然見てしまったら気の毒だけど、その可能性は0に近い。
何だかもう、何もかもめんどくさいから、さっさと落ちて死んでしまおう。
どの辺にしようかなーなんて考えながら右往左往して手ごろな場所を探す。
「よし」
ここにしよう、と目星を付けて足を止めた瞬間、もう聞き慣れた、金属の錆びた音がした。
振り向いてドアの方に目をやると、ひとりの少年がドアの隙間から顔を覗かせていた。
「あ」
私と目が合うと、少年はぴたりと動かなくなった。
そして無言のまま顔を引っ込めると、バタンと大きな音を立ててドアを閉めてしまった。
そんなに焦ることないのに。
というより、焦るべきなのは私の方な気がする。
「・・・ま、いっか」
くるりと身体を回転させて校庭の方を向く。
高くジャンプをして飛び降りるか、倒れこむようにして落ちるか。
どちらにしようかと思考を巡らせていると、再びドアが開く音がした。
もうめんどくさいのでそこにいるはずの誰かのことは無視して、振り向かずにそのまま考えこんだ。
「あのー」
控えめに掛けられた声に仕方なく振り返ると、フェンスを挟んですぐ後ろに人がいた。
「ひっ!」
驚きのあまり短く悲鳴を上げると、その人物もつられるように肩をびくっと振るわせた。
「・・・あれ?さっきの人?」
落ち着いてよく見ると、さっきドアの隙間から顔を覗かせていた少年のようだった。
少年、といっても同じ高校の生徒なんだろうけど。
「えーと、何?何か私に用ですか?」
尋ねると、少年はそうだった、という感じの表情をしてから言った。
「ここで何をしてるんですか?・・・というか、何をしようとしてるんですか?」
少年の物言いに、私は思わず苦笑した。
「その言い方じゃ、大方予想はついてるんじゃないんですか?」
私の言葉に少年は、はぁ・・・と言いながらぼりぼり頭を掻いた。
そして徐に言った。
「飛ぶんですか?」
よくわからないけど、ものすごくいいなぁ、と思った。
同時にやられた、と思った。
死ぬんですか?とか飛び降りるんですか?とかなら誰でも言えると思うけど、飛ぶんですか?ときたか。
電気のように全身を走った感激に硬直して、私は動けなくなった。
「あの・・・?」
何か変なものでも見るような顔をしながら少年が覗き込んできたので、はっと我に返った。
「あ、ごめんなさい。そう、飛ぼうと思ってたの」
嘘。
本当は死のうと思ってた。飛び降りようと思ってた。
でも彼の表現が気に入ってしまったので、便乗してしまうことにした。
「そうですか。やっぱりな」
私は新たな感激がびりびりと体中を駆け巡るのを感じた。
驚いたり、やめろと止めたりなんかはやっぱり誰でも出来るけど、「そうですか」ときたか。
おまけに「やっぱりな」と言ってしまうのか。
「君は何なの?私を止めに来たの?それとも人が死ぬ瞬間を見たいの?」
私は意地悪な気持ちで聞いたけど、少年は全く動じずにさらりと答えた。
「どっちも違います。僕は死ぬ前の人間と話をしてみたいんです」
それからすぐに訂正した。
「・・・っと。飛ぶ前、だった」
彼の答えと、わざわざ訂正するところが可笑しくて、私は自然と顔が綻んだ。
「悪趣味なんだね」
「趣味じゃないです」
間髪いれずに否定した彼がやっぱり可笑しくて、私はまた笑った。
「はは、ごめんごめん」
それからフェンスに指を絡ませるようにして、フェンスに身体を預けた。
ひし形の隙間から覗きこむようにしながら少年に問いかける。
「で?私とどんなお話がしたいのかな?」
少年は意を決したようでもなく、一日学校を休んだ私に対して友達が「なんで昨日来なかったの?」と聞くように言った。
「なんで飛ぼうと思ったんですか?」
「なんでって・・・」
「屋上から飛ぶなんて、死にたいってことですよね。どうしてですか?」
彼の物言いはあまりにも、ただ自身の疑問を投げかけているだけで、重みが感じられない。
普通自殺しようとしている人間を前にしたらもう少し焦るものだろう。
きっと私が死のうとしていることとか、どうして死のうとしているのかなんて、どうでもいいんだろう。
ただ、なんでこの人は死のうとしてるのかなって思ったから、聞いてるだけ。
みかんのあの白いのを全部取ってから食べる人に、「なんで取るの?」って聞いてるようなノリ。
なんで取るのかなって思うから聞くだけ。
だったら私は彼の期待に応えられるように素直に答えてあげるけど、誤解はしないで欲しい。
「知りたいなら教えてあげるよ。でも、これだけは誤解しないでよ?」
「なんですか」
「私はあなたが聞くから答えてあげるの。別にあなたに愚痴を言うわけでも、悩み相談をするわけでもないんだからね」
「はぁ・・・」
少年はよくわからないけど、という顔をしながらとりあえずこくりと頷いた。
それを確認した私はフェンスに両手を掛けると右足のつま先を一つのひし形に引っ掛けた。
「何してるんですか?」
「何って、フェンス登ろうとしてるんだけど?」
フェンスにしがみ付いて足を掛けた人間に何を聞いているんだ、と思ったけど親切に答えてあげた。
少年は、それはわかってますけど、と言いながら右手の人差し指を1本だけ立てた。
「なにその指」
「有刺鉄線」
「え?」
少年の言わんとしていることが見えなくて聞き返すと、彼は立てた人差し指をついついと動かした。
彼の指の先を目で追うと、そこにはトゲトゲした有刺鉄線があった。
「フェンスの上の方、有刺鉄線あるじゃないですか。危ないからわざわざこっち来なくていいですよ」
なんだ、冷めた口調してるわりにフェミニストなんだな。
なんて甘い夢を見かけた瞬間、現実に引き戻される。
「話終わったら飛ぶんだから、またフェンス越えるのも面倒じゃないですか」
「はは、そうね・・・」
私はフェンスに引っ掛けた右足のつま先をずるりと抜き下ろすと、がっくりと項垂れた。
「どうしたんですか?」
いや、確かに私は飛ぼうと思ってたんだけれども、それは疑いようもない事実なんですけれども。
そうもあっさり、話が終われば用無しだ、というようなことを言われてしまうと・・・複雑な心境。
しかし振り回されはしまい。
「何でもない。えー、なんだったっけ」
「なんで飛ぼうと思ったのか」
「あ、そうだったね」
私はなるべく愚痴ったり悩み相談をしたりするときのような口調にならないように、至極あっさりと言った。
「なんか疲れちゃったの。というかもう何もかもめんどくさい。同じようなことを繰り返す毎日に飽きちゃったんだ」
「じゃあどうして飛ぼうと思ったんですか?」
馬鹿かこいつは。
「今言ったじゃない」
「意味が違うんですよ。飛ぼうとした理由じゃなくて、どうして飛ぶという方法を選んだのか」
手首切るとか、首吊るとか、薬大量に飲むとか、他にも色々あるじゃないですか。
少年はいくつか具体例を挙げてくれたけど、やめてくれ、と思った。
でも、あぁ、なんでかな。
確かに彼が言うように、死ぬ方法なら他にもたくさんあるはずなのに。
どうして私はこの屋上から飛ぼうと思ったんだろう。
「たぶん・・・ここが私の居場所だから・・・かな」
辛いときも、悲しいときも、やる気が無いときも、何もかもめんどくさいときも、私はいつもここにいた。
ここは私以外の誰も来なくて、誰にも侵されることのない、一種の聖域みたいだった。
「この屋上はいつも変わらず、私を受け入れてくれたから・・・」
「でも、いつも変わらない日常に疲れたんですよね?」
責めるでもない、穏やかな彼の疑問が胸にぐさりと刺さる。
「・・・矛盾しててすみませんね」
「別に謝らなくたっていいですよ。人間なんて矛盾だらけの生き物なんですから」
彼の物言いはいつも中立的で、私を肯定も否定もしない。
ただ穏やかに私の中に入ってきては胸の中をかき乱す。
「君も矛盾してるの?」
「きっと。だから僕は、自分が出した答えに従って自ら命を絶つなんて真似は出来ません」
「矛盾だらけの答えだから?」
「はい。きっと後悔はしないだろうけど、死んでしまったらもう戻ることは出来ないから」
少年は表情を変えずに穏やかに語る。
そんなことを言われたら、飛ぶのはやめようか、なんて思ってしまうじゃないか。
「君は私を止めに来たの?」
「え?」
そこで初めて少年の表情が変わった。
もとからくるりと大きな目をもう少しだけ見開いて、ビックリしたような顔をした。
「なんか説得されてる気分なんだけど」
「あ、すみません。そんな気はないんですけど」
「ないんですか」
「ないですよ。それとも誰かに止めて欲しかったんですか?」
「違うわよ!」
ムキになることなんかないのに、何だか妙にムキになった。
だって私は、「こんな世の中滅んでしまえ!死んでやるー」なんて気持ちで飛ぼうとしていたわけじゃないんだから。
ただ脱力して、もう疲れてしまったから飛んでしまおうと思っただけなんだから。
「そうですか。じゃあ僕はそろそろ失礼します」
「なに、もういいの?」
「はい。それに、僕が長居して気持ちを変えさせてしまったら心苦しいから」
ありがとうございました、失礼します。なんて律儀にお辞儀をしてスタスタ行ってしまう少年。
引き止める理由なんかないんだけど、ないんだけど―――――
「―――ね、ねぇっ!」
名前も知らないし、なんて言葉を掛けたらいいのかもわからないから、とりあえずそれだけ言った。
私は無意識のうちに両手でフェンスを握り締めている。
少年は上半身をちょっと捻ってこちらを向いた。
「なんですか?」
「あー、えーっと・・・」
フェンスから手を離すこともせずに必死で次の言葉を考えていると、少年がぷるぷると震えだした。
目を凝らして見てみると、どうやら笑いを堪えているらしい。
「なに笑ってんの?」
「・・・だって、何か・・・まるで動物園の檻の中にいる動物みたいで・・・」
「うっ・・・うるさい!失礼な」
「すみません。で、何ですか?」
少年はくるりと回転すると、首だけでなく全身でこちらを向いた。
「君は・・・つまらなくないの?生きていて」
自分でもびっくりするくらい真面目な声が出た。
まずい。これじゃただの病んでる女子高生だ。
だけど少年は、穏やかな笑みをたたえて答えた。
「特別楽しいわけじゃないけど、飛びたくなるほどつまらなくもないですよ」
「どうして?毎日毎日同じようなことの繰り返しじゃない」
「あなたがここに来ていた理由は、何でしたっけ?」
え?
声にならなくて、代わりにフェンスから両腕が離れだらりと落ちた。
「変わらない日常がつまらない筈のあなたが、変わらず自分を受け入れてくれるここに来たのはどうしてなんでしょうね?」
戸惑って言葉を無くす私をよそに、彼は空を見上げて眩しそうに目を細めた。
「それは・・・私の矛盾だってさっき言ったじゃない」
「世の中の全ての人の思いが”矛盾”で片付けられてしまうのは悲しいことです」
「あなたが言ったんじゃない」
「変わらないものは、つまらないけど優しいんですよ」
言ってから、少年は私と目を合わせて悪戯っぽく笑った。
「まぁ、あなたは飽きてしまったんでしょうけど」
私はもう言葉が無かった。
何を言ったらいいのかわからなかった。
少年はぺこりと頭を下げると、なんの迷いもなく言った。
「それじゃあ、さよなら」
さっきと同様、スタスタと行ってしまう少年。
そしてさっきと同様、それを何とかして引き止めたい私。
待って。
「君はっ・・・生きてて楽しいの!?」
私はまた両手でフェンスを握り締めてしまっていたけど、少年は今度は笑わなかった。
代わりに、優しく微笑んでいた。
「たまに、今日みたいな珍しい出来事に出会えますからね」
それだけ言うと、軽く会釈をしてまた行ってしまう少年。
今日みたいな出来事、というのは飛ぼうとしている人間と話が出来た、ということなんだろうか。
毎日が退屈で、ぐるぐると回り続ける同じような日常に嫌気がさした。
なのに、いつも変わらず自分を受け入れてくれる屋上が大好きだった。
でも屋上はいつも同じだったわけじゃない。
行く度に違う鳥がいたり、行く時間によっては朝の眩しい太陽が見えたり、夕焼けが見えたり。
同じように見えても、ちゃんと見れば屋上はいつも少しずつ違ったんだよ、少年。
はっとした。
変わらないものは優しいと言った少年。
時々起こる珍しい出来事が楽しくて生きていられると言った少年。
屋上は、小さな世界だったんだ。
考えるより先に身体が動いた。
フェンスに右足を掛けると、一気に登った。
私が足を掛けるたびに、フェンスはギシギシと抗議の声を上げた。
フェンスのひし形から向こう側を見ると、少年が唖然としながら私を見つめていた。
「こら。あっち向いててよ。パンツ見える」
窘めるように言うと、すっすみません!と言って少年は向こうを向いた。
フェンスの一番上には、トゲトゲと触れたら刺さりそうな有刺鉄線が待ち構えていた。
だけど別に恐れはしない。
だって私はさっきもこの有刺鉄線を越えて向こう側に行ったんだから。
慎重に鉄線を跨ぐと、後は地面に向かって飛び降りた。
私の着地の音を聞いて、少年がこっちを向いた。
そして感嘆の声を上げた。
「すごいなぁ!有刺鉄線飛び越えて足に怪我ひとつ無いなんて」
私は少し得意になって、胸を反らせた。
「慣れてるから」
そしてまた、私は気がついてしまった。
嬉しくなって、少年に向かって微笑む。
「ねぇ少年。全ては繋がっているよ」
「どういうことですか?」
「屋上は世界、屋上から見える景色は日常の中の出来事、有刺鉄線は日常の中の困難」
少年は少し考えて、そうですね、と笑った。
「ねぇ、やっぱり君は私を止めに来たんでしょう?」
「違いますよ」
少年はあっさり否定をした。
だけど私は嬉しかった。
変わらないものは優しい、だけど時々つまらない。
だけど私は今日、この少年に出会えてすごく嬉しい。
たまにこんな出来事があるなら、確かに生きているのも悪くないかもしれない。
「ねぇ少年、私もう少し生きてみようと思う」
「飛ばなくていいんですか?」
「飛ぶのはいつでも出来るもん。でも飛んでしまったらもう今には戻れないから」
「またつまらないと感じるかもしれませんよ?」
「そんなの、何とかして越えてみせるよ」
「有刺鉄線みたいに?」
少年の問いに、私は満面の笑みで答えた。
「そう。有刺鉄線みたいにね」
胸がいっぱいで見上げた空は、眩暈がするほど青くて眩しくて、私の瞳からは涙が零れた。
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このお話はちょっと精神的に不安定なときに何気なく書き始めたものでした。
初めは救いようもなく暗い話になりそうだったのに、”少年”のおかげで何とか
少し希望を感じることが出来るお話になりました。人間の思いが矛盾だらけ
かどうかはわからないけど、とにかく私は一時的な感情で物事を決めてしま
うのが怖いなーと思うのです。私自身が矛盾の塊みたいだから(苦笑)