セピア色の想い出*風のせい




ガラス窓揺らす風が怖くて
ふと あなたに甘えたくなった
ただそれだけのこと

こみあげる想いを持て余して
あふれ出る涙を押さえられなくて
気づかれないように
慌てて受話器をおいた

そんなはずない
どうかしてる
そう自分に言い聞かせて
細い煙草に火をつける

ほんの少し 淋しかっただけ
ほんの少し 我侭言っただけ

だから もう 大丈夫
だから きっと 大丈夫

眠れないのは 風のせい
ガラス窓揺らす 風のせい

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