【Poem Story】 Love Recollection

「vol.1 雨」〜序章 出逢いより〜

雨が降っていた
あやふやな記憶を辿ると
確か 小雨が降っていた

あなたはソファーに腰を下ろし
何を話すでもなく
つまらなそうにしていた

その様子が なんだか気に入らなくて
笑って欲しくて いろいろな話をした

「俺のことなら気にしなくていいから」

そうひと言呟いて
あなたは また黙って グラスに手を伸ばす

そんなの やっぱり つまらない
なんだか とっても つまらない

だからあたしは また話し出した
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