●●●【Poem Story】 Love Recollection
■「vol.15 電話」〜第二章 二人の時間より〜
「帰ったら電話して」
どこまでも子供扱い
心配性のあなたのために
公衆電話に手を伸ばす
手渡された走り書き
見慣れぬあなたの文字
ときめく胸 震える指
数秒のコール音
優しいあなたの声
受話器 耳に押し当てて
佇むあたしを月が照らす
「おやすみ」
「おやすみなさい」
あなたの笑顔が見えた気がした
隣で眠るよりも深い愛で
包まれている気がした
まだ幼かったあたしたち
言葉だけで繋がっていられたね
あの時は…
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