【Poem Story】 Love Recollection

「vol.33 迷い」〜第六章 二人の未来より〜

時の流れはいつも無情で
幸せの瞬間を止めることはできない

どうあがいても 逃れられない現実
二人はまた 離れていく

ちいさな思い出に縋りつき
また逢える日を指折り数え
眠れぬ夜を 別々の場所で数える

それでも「さようなら」は言えなくて
当てのない「またね」を繰り返す

今日の日の記念にと
あなたが買ってくれた お揃いのペンダント
指先でなぞり 確かめる

寂しくなる前に 連絡してね
「わかった」と頷き 微笑むあなた

駅であたしを見送ったら
あたしの姿が見えなくなったら
ちゃんと ペンダント外すのよ

想い合う心が 誰かを傷つける
そんな恋があるなんて
知らずにいたほうがよかったのかな
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